自分が期待しているような落札価格に届かない。なんでだろう、、、
これを読めば落札相場以上の値段も望めますよ!
私がヤフオクを始めたのは今から3年前。当時は何も考えずに出品していました。
するとどうでしょう?
落札価格が思ったより伸びないんですよね。
もっと高く売りたい!
そう思いながら試行錯誤するうちに少しずつコツがわかってきて、今ではヤフオクの売上が累計150万円を超えるまで経験が積めました。
そこで今回は「ヤフオクの経験がまだ浅い方」に向けて、商品を高く売るためのコツをお話しします!
これから紹介する「必須ツール」や「簡単メソッド」を活用しないと、価値のある商品でも落札価格がなかなか伸びません。
本当は高く売れるものでも、やり方次第で安く落札されてしまっては勿体ないですよね。
必須ツール「オークファン」を活用して落札相場を知る
ヤフオクに出品するときは、まずオークファンというサイトで大体の落札価格を把握することが重要。
なぜなら落札相場(ゴール)がわからないと、開始価格(スタート)を設定できないからです。
開始価格が相場よりも高いといつまでも入札されませんし、反対に低すぎると思わぬ低価格で落札されることもあります。まず落札相場を知ることが、高く売るコツの第1ステップです。
「オークファン」とは日本最大のオークション情報サイト。過去10年間に取引された商品の落札価格を調べることができます。
一般ユーザー向けのオークファン会員には「無料会員」と「プレミアム会員」の2種類があり、違いは下記の通りです。
無料会員 | プレミアム会員 | |
月額料金 | 無料 | 980円 |
調べられる落札相場 | 過去6ヵ月間 | 過去10年間 |
期間おまとめ検索 | 月3回まで | 月1000回まで可能 |
※オークファン公式サイトをもとに作成
無料会員 は「とりあえず大体の落札相場が知りたい方」、「たまにしか出品しないという方」に適しています。
登録するだけで過去6ヵ月までの毎月の落札相場が調べられます。
プレミアム会員 は「月にまとめて複数出品する方」や「家電などの高額商品を出品する方」にオススメ。
月額980円(初月無料キャンペーン中)かかりますが、調べられる落札相場が過去10年分とかなり幅広いです。
また「期間おまとめ検索」というツールを使えば、1年分、3年分、5年分などの落札相場一覧をワンクリックで見ることができます。
写真左上の検索窓に出品する商品のキーワードを入れると、直近30日間の落札済み商品が一覧で表示されます。
そのあと写真中央の期間指定をクリックすると「期間おまとめ検索」が可能です。
オークファンの機能はプレミアム会員になって発揮されます。
なぜなら無料会員では過去6ヵ月までしか落札価格が見れないため、商品の平均価格が把握しにくかったり、そもそも1件もヒットしなかったりするから。
また「期間おまとめ検索」が非常に便利で、適正な落札価格がすぐにわかります。
ヤフオクで高く売りたいなら必要経費と割り切って導入しましょう。
3つの簡単メソッドを身に付ける
①商品の写真をきれいに撮る
②情報量の多いタイトルを付ける
③箇条書きでわかりやすい商品説明にする
必須ツールとなる「オークファン」を導入したら、次は「簡単メソッド」を身に付けましょう。
これからお話しするメソッドに共通する最重要ワードは「安心」です。
ちょっとした一工夫が商品をイメージしやすくし、買う人を安心させます。
いかに「価値のある商品」、「安心して取引できる出品者」と思ってもらうかで全てが決まります。
それでは1つずつ見ていきましょう。
商品の写真をきれいに撮る
さて、ヤフオクを開いてみると「なんとなく暗い写真」や「手ブレした写真」を商品画像に使用している人が非常に多いです。
あとでこれらの落札結果を見てみると、「もっと高く売れただろうになぁ」と思うことがしばしばで本当に勿体ない。
適当な写真を使っていると、見た人は取引が不安になり入札に至らないかもしれません。
入札する人の気持ちになって、商品がしっかり見える鮮明な写真を使用しましょう。
記事投稿日現在、ヤフオクでは10枚の写真(画像)をアップロードすることができます。
無理して全ての枠を埋める必要はありませんが、必要最低限の写真はアップロードするべきです。
必要最低限の写真は下記の4つ。
・出品する商品の全体写真
・メインとなる商品のアップ
・メインの商品を別角度から
・傷などがある部分の写真
一つずつ見ていきましょう。
出品する商品の全体写真
例えばオーディオ製品の場合、メインとなる本体の他に充電コードや外箱などの付属品があることが多いと思います。
商品ページを訪れた人は付属品の有無についても当然気にするわけなので、メインとなる商品と一緒に付属品も含めた全体写真を1枚撮りましょう。
写真はスマホで撮影すれば良いですが、前述した通り必ず「明るさ」と「手ブレ」には気をつけて下さい。
このとき、なるべく明るい場所で蛍光灯の反射が写らないように撮影します。
必要であれば、商品の色合いが変わらない範囲で写真を明るさを補正してください。
また手ブレにも気をつける必要があります。
スマホで2〜3枚連続で撮影してから1番良いものを採用すると良いでしょう。
とにかく「明るさ」と「手ブレ」には細心の注意を払うことが重要です。
メインとなる商品のアップ
メインの商品を撮影する際は、まず正面から撮ります。メインの写真は全体写真と同じく大切なので、商品にしっかりピントが合ってるようにします。
もし自分の影が商品に写って暗くなってしまう場合には、少し離れたところからカメラをズームして撮影するのがよいでしょう。
ズームした分、商品にしっかりとピントを合わせてください。
また、商品によってはきれいに見えるよう工夫が必要です。
例えば、バッグの場合は中に新聞紙や衣類などを詰めて形を整えてください。お店で売られている時のように、見た人が買いたいと思えるようにしないといけません。
入札してくれるかどうかを左右するポイントなので注意が必要です。
メインの商品を別角度から
メインとなる商品を正面から撮影したら、別角度の写真も用意します。「横から」、「上から」、「底の部分」など商品の形がよくわかるように撮影しましょう。
別角度からの写真がある方が購入者は安心できるので、枚数が許す限りアップロードした方が良いです。
傷などがある部分
傷や汚れなど商品に特記事項がある場合、その部分をはっきり撮影します。
これを怠るとトラブルになったり、自分の評価が下げられたりしますので、隠さずアップロードしましょう。
なるべく傷などが見えるように明るさやズームの具合を調節します。
写真の順番に注意する
全ての写真を撮影し終わったら、ヤフオクの出品ページでアップロードするわけですが、ここで「順番」に注意が必要です。
1枚目の写真は商品検索結果に表示される写真なので、必ず「全体写真」か「メイン商品の写真」かにします。
前述したオーディオ製品の場合なら、付属品があることを見せるために「全体写真」を表示させましょう。
商品を検索したときに、買う人が一目で判別できる写真を選ぶことが重要です。
情報量の多いタイトルを付ける
商品のタイトルはやみくもに付けるのではなく、キーワードを盛り込んで情報量を多くしましょう。
例えば、ヘッドホンを出品するとします。
時々見かけるのが、「ソニー ヘッドホン 高音質 」というタイトルです。
一見良さそうですが、情報量が不十分に感じます。
この場合必須となる情報は「型番」です。特にオーディオ製品などの場合、買う人ははじめから欲しいものがあって検索することが多いので、「型番」で検索されても結果に表示されるようにしましょう。
また、「商品の状態」もタイトルには必要です。
「新品」や「美品」と記載しておけば、見た人は状態をイメージしやすくなります。これらのワードは他の商品と差別化する武器にもなりますので、積極的に盛り込みましょう。
さらに、ソニーの英字表記であるSONYも盛り込んだ方が良いです。検索する人の立場になって考えれば、言い換えたワードも盛り込んだ方が無難です。
以上のポイントを踏まえ先ほどのタイトル例を改善すると、
「SONY ソニー ヘッドホン RX123-456(型番) 高音質 美品」
という風になります。
商品をピンポイントで探す人にもヒットしますし、状態も好印象です。
タイトルは適当に付けるのではなく、検索する人の立場になって情報量の多いタイトルを設定しましょう。
箇条書きでわかりやすい商品説明にする
情報量の多いタイトルを付けたら、次は商品説明欄の作成です。
商品説明に必要な項目は下記の通りです。
・商品の補足説明
・商品の状態
・発送方法
・注意事項
この4つがあればまず問題ありません。
商品の補足説明
タイトルでは書ききれなかった商品の補足説明をします。
例えば、商品の色、サイズ、中古ならワンオーナーか中古で買ったか、ブランド製品ならどこのショップで買ったか(正規品か)など、見た人が可能な限りイメージできるようにしなければなりません。
補足説明は、基本的に高価な商品ほど詳しく書くように心掛けましょう。
商品の状態
商品説明欄では肝となる部分です。
まず新品なのか中古なのかを明記します。また、中古であれば傷などがあるかどうか、何回程使用したのかを詳しく書きます。
付属品の有無も重要なポイントです。
前述したオーディオ製品などは、付属品の有無を明記しなかったことで後々トラブルになったり、返品を求められたりすることもあり得ます。
自分で調べるのが望ましいですが、過不足があるか不明なときは「付属品の有無は写真(画像)にてご判断ください」としましょう。
発送方法
発送方法は個別に設定する項目がありますが、入札する人によってはその項目まで見ない場合もあります。
したがって、落札後のトラブル防止のためにも説明欄に発送方法を記載しておいた方が親切です。
注意事項
注意事項は「落札後何日以内に支払いしてもらいたい」などの旨を記載しておくと、スムーズに取引を進められます。
またスムーズな取引をしたいという意思表示を事前に表明することで、取引にルーズな人をけん制する効果もあるのです。
取引を安心に進めるため、トラブル防止のために注意事項は記載しておきましょう。
商品説明欄記載例
以上商品説明欄に記載することをまとめたら、項目ごとに箇条書きでまとめましょう。
ソニーのヘッドホンを例にすると下記のようになります。
【商品について】
2017年に発売されたソニーのヘッドホン(RX123-456)でカラーはマッドブラックです。
このヘッドホンは新品で購入し、3回ほど使用しました。あまり使わなかったので特に傷等も見当たらずきれいな状態です。あくまで中古品ですので神経質な方はご遠慮下さい。
なお付属品は写真1にあるものが全てです。そちらの写真にてご判断下さい。
【発送方法】
ヤマト宅急便を予定しております。落札後、改めて送料をお知らせします。
その他にご希望の発送方法がありましたら、ご相談下さい。
【注意事項】
・ノークレーム・ノーリターンでお願いします。特に商品の状態は写真にてご判断下さい。
・落札後3日以内に代金をお支払い頂ける方、取引連絡がスムーズに取れる方に限らせて頂きます。取引に問題があると判断した場合、「落札者都合」で取り消しさせていただきますのでご了承ください。
とにかく見た人が商品をイメージしやすい説明欄を作成しましょう。
情報量が多いことや、文章の書き方が丁寧であることは、入札を検討している人を安心させます。
お互いが安心して取引を進めるためにも、わかりやすく丁寧な商品説明を心掛けましょう。
出品終了日の曜日と時間帯に気をつける
出品終了日時は、何も考えずに設定すると落札予想価格を下回る可能性が高いです。
せっかく出品するなら高く売れる曜日と時間帯を選びましょう。
私は基本的に土曜日か日曜日の22時〜23時に設定しています。
土日は休日の人が多く、22時以降であれば外出から帰宅していたり、家でゆっくりしている時間帯です。仕事の人も22時以降であれば退社している場合が多いかと思います。
ゆったり操作できる時間帯を設定することは、商品を高く売ることに直結します。
是非とも出品終了日時は土日の夜に設定しましょう。
落札手数料を抑えるためには?
ここまで紹介した方法を実践すれば、出品した商品は高く売れるでしょう。
しかし意外と見落としがちなのが、ヤフオクの落札手数料(落札システム利用料)。何も知らずに出品すると損するかもしれません。
ヤフオクの落札システム利用料は下記の通り決まっています。
Yahoo!プレミアム会員 | Yahoo!プレミアム会員の登録なし |
8.64%(税込) | 10%(税込) |
「Yahoo!プレミアム会員」とは、ヤフオクの落札システム利用料が割引になるサービス。月額498円(税込)かかりますが、1ヵ月あたりの落札総額によっては登録した方がお得です。
では1ヵ月の落札総額がいくら以上であれば、Yahoo!プレミアム会員に登録した方がよいのでしょうか?
月額498円から逆算すると、落札総額が36,617円を超える場合は登録した方がお得と言えます。
498円÷1.36%=36,617円
本・CDをまとめて出品する場合や、家電・カメラなど高額商品を出品する場合は、Yahoo!プレミアム会員に入ることを検討してみてください。
落札総額がどのくらいになるか知るには、「オークファン」が必要ですね。
ちなみに落札後にYahoo!プレミアム会員へ登録することはできません。事前に落札相場を見極めて決めましょう。
ヤフオクで高く売るコツ まとめ
以上、ヤフオクの経験が浅い方向けに高く売るコツを紹介しました。
もう一度まとめると下記の通りです。
①オークファンを使って落札相場を把握する
②写真をきれいに撮る
③情報量の多いタイトルを付ける
④箇条書きでわかりやすい商品説明にする
⑤出品終了日の曜日と時間帯に気をつける
⑥Yahoo!プレミアム会員に登録して落札システム手数料を減らす
まずはオークファンで出品する商品の落札相場を調べることから始めましょう!
意外と高く落札されているものかもしれませんよ。
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また各VODの詳細ページでは、ラインナップや利用するメリット・デメリットなども詳しく解説していますので、ぜひ一度チェックしてみてください!