Kindle端末を買おうと思っているけど、自分に1番合ってるモデルってどれかな?
使用した人の感想を見てから決めたい。
Kindle(無印)、Kindle Paperwhite、Kindle Oasisの3機種を所有している私が、比較レビューを行います。
ご自分に合ったモデルが見つかりますよ!
こんにちは、毎日Kindleで読書を楽しんでいるカッパです。
はじめは「Kindle Paperwhite」を買ったのですが、その後さらなる読みやすさを求めて「Kindle Oasis」に買い替え、主にオアシスを使って読書をしています。
これによりKindle端末を2つ所有したわけなのですが、どうせならKindle(無印)も買って3機種の比較レビューをしてみよう!と思い立ったのです。
そこでこの記事では自分に合ったKindle端末を知りたい方のために、失敗しない選び方と、Kindle(無印)、Kindle Paperwhite、Kindle Oasisそれぞれの使用感を比較レビューしたいと思います!
Kindleについてネットで調べるとスペックの細かい情報などで混み込みしていて、かえってわかりにくいこと多いですよね。
なのでここでは、上記3機種を実際に使用したからこそわかる「生のレビュー」を簡潔にまとめてお伝えしていきます。
Kindleで読むメリットとは
①まるで紙のような表示だから読みやすい
②日光の下でも反射しないから読みやすい
③軽くて持ち運びに便利
④バッテリーが長持ち
スマホやタブレットでも電子書籍が読めるなか、なぜKindle端末がいいのでしょうか?
その理由は単純で、Kindle端末は快適に読書できるようこだわって作られた専用デバイスだから。
具体的にKindle端末で本を読むメリットを4つ紹介します。
※Kindle自体の機能なら知ってるよって方は読みとばしてください
①まるで紙のような表示だから読みやすい
※写真:橘玲『お金持ちになる黄金の羽根の拾い方-知的人生設計のすすめ-』
今まで紙の本に慣れ親しんできた方はKindleを手に取ったとき驚かれるかもしれません。
Kindleは「まるで本」だからです。
特にKindle Paperwhiteから上のモデルにはバックライトが搭載されているので、印刷されたかのような文字と上質で白い紙が表現されています。
バックライトの明かりも柔らかく目に優しいので、長時間の読書でも安心です。
②日光の下でも反射しないから読みやすい
スマホやタブレットをお使いの方は、日光の下だと画面が暗かったり反射して見にくかったりした経験はあるかと思います。
でもKindle端末なら全く問題ありません。
というのも、Kindle端末では「E-inkスクリーン」という技術を採用しており、日光の下でも快適に読めるよう設計されています。
これなら例えば、電車に乗っているとき外から入ってくる日光で読書が邪魔される、なんてこともありませんね。
③軽くて持ち運びに便利
Kindle端末はタブレットよりも全然軽くてコンパクトなので持ち運びに便利。
1番人気のKindle Paperwhiteは205グラム、最上位のKindle Oasisだと194グラムです。
身近なものに例えると、短い缶コーヒー1本と同じくらいの重さ。
同じ200グラムでもKindle端末の方が表面が大きいので、実際持ってみると見た目以上に軽く感じます。
またサイズがコンパクトなので、Kindle Paperwhiteだとコートのポケットにすんなり入るのが地味に嬉しいです。
Kindleを気軽に持ち出せると、外出先での読書もはかどりますね。
④バッテリーが長持ち
Kindle端末は読書特化のデバイスなので、バッテリー消費が非常に少なく長持ちします。
私は1日1時間読書しますが、充電は2週間に1度だけです。
面倒な充電が少なくてすむのは助かりますし、充電し始めてから満タンまでも時間はかかりません。
Kindle端末の失敗しない選び方
キャンペーン情報は「なし」にすべき
Kindle端末を購入するとき、「キャンペーン情報」を付けるか、付けないかを選択する必要があります。後から変更はできません。
キャンペーン情報とは、いわゆる「Amazonの広告」のことで、スリープ画面に表示されるものです。
本を読む際には、指でいちいち画面をスワイプして広告を消さないといけないので、これが意外とストレスに感じてしまいます。
そこで、キャンペーン情報は「なし」を選びましょう。
「キャンペーン情報なし」は通常価格に2,000円プラスとなりますが、広告が表示されず非常に快適になるので、ここはケチらない方が無難です。
3G回線は付けなくていい
次に「Wi-Fiモデル」か「Wi-Fi+3G回線モデル」かを選択します。
要は「3G回線」を付けるか、付けないかですね。
これは「Kindle端末に3G回線を付けると、Wi-Fi環境がない外出時などでも、本のダウンロードができる」と銘打っているオプションで、通信料はAmazonが負担。
しかしこの「3G回線」は付けない方がいいです。
なぜなら、Kindle本は必ずしも外出先などでダウンロードできるわけではないから。
本によっては次のような表示が出て、3G回線下ではダウンロードできません。
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。
ビジネス書などでは、このようなKindle本が結構あります。
また、3G回線を付けると5,000円も高くなるので割りに合わないですね。
・Kindle端末は「キャンペーン情報なし、Wi-Fiモデル」を選ぶ
1番重視したいポイントを考えよう
とにかく安いモデルがほしい方 → 「Kindle」
コスパ重視で1番人気のモデルがいい方 → 「Kindle Paperwhite」
値段が高くても最高の読書体験を望む方 → 「Kindle Oasis」
あとはどの端末機種を選ぶかですが、あなたが1番重視したいことを軸に検討してみてください。
とにかく安いモデルで使い勝手を試したいのか、コスパ重視の人気モデルが安心なのか、はたまた最上級の読書体験がしたいのか。
なんとなく自分はこれかな?という機種がわかったら、そのイメージを具体的にするために、続いて詳しい実機レビューをしていきます。
Kindle(無印)
↑ キャンペーン情報ありは、こんな感じで広告が表示されます
【BAD!】バックライトが内蔵されてないから暗くて読みにくい
廉価モデルのKindle(無印)は、とにかく安いのがいい!という方以外にはオススメしません。
その理由を2つ挙げていきます。
まず、他の機種には内蔵されている「バックライト」がないため、基本的に暗くて読みづらいです。
電気を暗くした状態でも、当然読めません。
参考までに、Kindle Paprewhiteと比較してみました。
※写真:辻村深月著『かがみの弧城』、ポプラ社、2017年より無料サンプル部分
いかがでしょうか?
上がKindle(無印)で、下がKindle Paperwhiteです。
写真だと少しわかりにくいかもしれませんが、手にとって見ると歴然の差を感じます。
Kindle(無印)は背景の白い部分が薄暗いのに対し、Kindle Paperwhiteは十分明るいですね。
Kindle Paperwhiteは、まるで紙の本。白くてきれいです。
【BAD!】解像度が低いから字が読みづらい
先ほど紹介した写真をもう一度見てほしいのですが、Kindle(無印)は解像度が「167dpi」と低いため、文字が読みづらいです。
感覚的には、「ザラザラ」していて少し文字が太い印象。
バックライトがない上、文字が読みづらいと、せっかく楽しいはずの読書に浸ることができません。
以上より、基本的にはKindle(無印)ではなく、もう少し上位のモデルを選んだ方がいいです。
・とにかく安いモデルがいい!という方
・最低限読めればいいという方
Kindle Paperwhite
↑ キャンペーン情報なし。普段はカバーで自動的にスリープになります。
【GOOD!!】バックライト内蔵で明るく読みやすい
Kindle Paperwhiteは1番の人気モデル!
コスパ重視の方には超オススメです。
それでは、再度Kindle Paperwhiteの画面を見てみましょう。
やはりバックライトがあるので、背景が白くて読みやすいですね。
Kindle Paperwhiteから上のモデルは全てバックライト搭載なので、安心して読書が楽しめます。
【GOOD!!】解像度が高いので字がきれい
※写真:遠藤周作『沈黙』
繰り返しになりますが、Kindle Paperwhiteは解像度が「300dpi」と高いので、文字がきれいで非常に読みやすいです。
文字が「ザラザラ」していたKindle(無印)に比べると、字の線が丁度いい細さ。
これなら、長時間の読書でも疲れにくいですね。
以上のように、基本性能は全く問題ないKindle Paperwhiteですが、人によってはストレスに感じる箇所もあるので、次にそちらを紹介します。
【GOOD!!】コンパクトで持ち歩きやすい
画面の大きさはKindle Oasisが7インチなのに対し、Kindle Paperwhiteは6インチと一回り小さめ。
ただ、その分コンパクトだと考えることもできます。
Kindle Paperwhiteはコートのポケットにも入るサイズですし、より手軽に持ち歩くならペーパーホワイトの方がベターかと。
【BAD!】ディスプレイが少し小さい
これは私がKindle Oasisに買い替えた最大の理由なのですが、Kindle Paperwhiteはディスプレイが6インチなので、文字が少し小さく感じることがあります。
詳しい比較は次の項目で行いますが、Kindle Oasisはディスプレイが7インチあり見やすいので、私はKindle Oasisを愛用しています。
ただ、両者の違いは1インチですので、全く気にならない人も多いはず。
現にKindle端末の売れ筋はKindle Paperwhiteで、評価もかなり高い。
ディスプレイの大きさをそこまで気にしなければ、初めてKindle端末を買う人でも安心して使えます。
・値段と性能のバランスを求めたい方
・読む本が小説中心の方
・ひとまず1番人気にしようという方
Kindle Oasis
【GOOD!!】ディスプレイが大きい
それでは、私も愛用するKindle Oasisの使用感をお伝えしていきます。
まずディスプレイの大きさは、Kindle Paperwhiteより1インチ大きい、7インチです。
Kindle PaperwhiteとKindle Oasisを比較すると、下の写真のような感じになります。
※松尾茂起著『沈黙のWebマーケティング-Webマーケッター ボーンの逆襲-』、エムディエヌコーポレーション、2015年より無料サンプル部分
上がKindle Paperwhite(6インチ)で、下がKindle Oasis(7インチ)です。
上の写真の本は「固定レイアウト」ですが、Kindle Paperwhiteだとやはり窮屈な印象を受けます。
それに対し、Kindle Oasisは周りの余白部分に余裕があり、文字も若干大きいので、はっきりと読めて快適です。
さらに、漫画でも比較してみましょう。
※和月伸宏『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-1』、集英社、1994年より無料サンプル部分
漫画で比較した方がわかりやすいかもしれません。
特に吹き出し部分の文字が見やすいですね。
私はあまり漫画を読みませんが、Kindle Oasisは漫画を読む人にも重宝されるであろう最高のKindle端末です。
【GOOD!!】読み込み速度がはやい
商品スペックには記載されていませんが、読み込み速度がKindle Paperwhiteよりも速く非常に快適です(Amazonのレビューでも多くの人が言ってます!)。
Kindle Paperwhiteも慣れれば気にならないかなと思っていましたが、オアシスを一度使ってしまうともう戻れない。
ページをめくるときの画面移りがスムーズで意識が途切れることはありません。
【GOOD!!】ページめくりボタンが便利
Kindle Paperwhiteは、画面を指でタッチまたはスライドでページをめくりますが、Kindle Oasisにはページめくりボタンというものが搭載されています。
Kindle Paperwhiteをはじめ使っていたときは、ページ移動がたまに反応しないことがあり、少しストレスでした。
しかしKindle Oasisなら、ページめくりボタンのおかげで、そんなストレスは一切ありません。
また、上下どちらのボタンを「前に戻る」か「次に進む」かに設定できるのも良いところ。
右利きでも左利きでも、自分の使いやすいボタン配置が可能です。
このように、Kindle Oasisは最高の読書体験を得られるのですが、ご想像の通り、1つネックな点があります。
【BAD!】値段が高い
Kindle Oasis最大の弱点、それは値段の高さです。
Kindle Paperwhite(4G、Wi-Fi、キャンペーン情報なし)が税込15,200円なのに対し、Kindle Oasis(8G、Wi-Fi、キャンペーン情報なし)は税込31,980円。
倍の値段ですね。
ただ、私は読書するたびに「文字が小さいな」とか「今タッチに反応しなかったな」とか感じたくなかったので、Kindle Oasisを購入しました。
Kindle Oasisは快適さが圧倒的なので、とにかく大好きな読書に心から浸りたい!という方には最適のモデルです。
・大きいディスプレイがいい方
・ストレスのない最高の読書体験を求める方
Kindle3機種のスペック比較
Kindle | Paperwhite | Oasis | |
価格 | 7,980円 | 13,980円 | 29,980円 |
ディスプレイ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
容量 | 4GB | 8/32GB | 8/32GB |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
防水 | なし | あり | あり |
バックライト | なし | 5個 | 12個 |
Kindle3機種を整理するために、改めてスペックをまとめてみました。
Kindle(無印)はバックライトがないので候補から除外するとして、残るPaperwhiteとOasisを比較すると、カギとなるのは「価格」と「ディスプレイの大きさ」。
両方持っている身からアドバイスさせて頂くと、毎日1時間以上じっくり読書に浸りたい人はOasisを選んだ方が幸せです。
対して日常のすきま時間に本を読もうかなという人、やっぱりOasisは高すぎるという人はPaperwhiteでも十分かと思います。
Kindle端末のセール情報
Kindle端末はAmazonがたまに開催するセールで安くなることがあります。
最新のセール情報をまとめた記事が下記2つになるので、気になる方は参考までにお読みください。
Kindle3機種の比較まとめ
とにかく安いモデルがほしい方 → 「Kindle」
コスパ重視で1番人気のモデルがいい方 → 「Kindle Paperwhite」
値段が高くても最高の読書体験を望む方 → 「Kindle Oasis」
※いずれも「キャンペーン情報なし、Wi-Fi」がおすすめ
個人的にKindle端末を買うなら、PaperwhiteかOasisを強くおすすめします。
やはり1番の比較ポイントは「画面の大きさ」で、文庫本片側1ページ分より若干大きいのがOasis、対照に若干小さいのがPaperwhiteです。
「コスパ」か「極上の読書環境」か自分の感覚に合った方を選んでみてください。
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